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月曜日, 7月 21, 2008

世界選手権 中国リレー7位

衝撃だ。昨年あたりから中国の女子はもう日本の女子を上回っているんだろうなと思っていたが、リレーで7位とは。足が速いメリットは当たり前だが大きい。世界で戦うための一つの道筋を示してくれている。今回の結果が単に運が良かっただけではないことは、今までの予選での走り、ラップなどを見ても分かる。スプリントのような比較的地図読みが楽、走りやすいところでは、明らかに彼女達は世界のトップと戦え、トップになるための道筋にいることが分かる。ミドル、ロングの予選でも落ちていても、スピード的には、ときにはトップレベルで走っていることが伺える。彼女たちがこのまま上達していけば、いずれかの種目で近い将来メダルを取る、少なくとも争う、ことは誰の目から見ても明らかである。一方、日本の選手達はどうだろうか?正直、このまま上達、強くなっていっても誰一人として(男女ともに)メダルを取っている姿を想像できない。せいぜい番場ぐらいだが、彼女がいつかメダルを取れるか、もしくは彼女の走るリレーチームがメダルをとれるか、とも思えない。頑張っている選手には申し訳ないが、このまま決勝進出を目指すだけに何人もの選手を毎年代表に送り込んで、日本のオリエンテーリング界として意味があるのだろうか、と疑問に思ってしまう。