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日曜日, 7月 11, 2010

JWOC結果

5月、6月はめちゃくちゃ忙しいので、全く関与していなかったが、JWOCが終わったらしい。応援しようと思っていたのに、申し訳ない。

ところで、2Chで出ている話は醜い。誰がどのような目的で書いているのか分からないが、まあ、読んだ人を気分悪くするのには成功しているし、批評されている選手に来年出る気を(もしくは今後オリエンテーリングで何かしら目立とうとすることを)失わせるきっかけになることは充分なっているんじゃないかな。

それで、結果はどう評価するべきなのか?
目標について、国沢コーチはO-newsにこう答えている

――さてズバリ、今年のチームの目標は?

国沢:そうですね・・・・難しいんですが、チームとして具体的な結果目標をあげるとすれば、ミドル全員がBファイナル進出、リレーは、まずはウム回避と、昨年より1位でも上の順位を目指す(去年は男女ともブービー)といったところです。

――まずは任期初年としては現実的なところということでしょうか。

国沢:最初にお話しした通り、まず目指しているステップは「舞台に立つこと」です。ただ正直、今のジュニアは技術的にもフィジカル的にも、そのレベルにまで達しているとは言いがたいです。だから結果目標というよりは、これまで各選手がやってきたことをきちんと出し、実力通りのレースをすることが、まず目指している目標なんです。


・ミドル全員Bファイナル
・リレーウム回避、ブービー以上の順位
・(世界の)「舞台に立つこと」

ミドルではBファイナルに一人も残っていないので惨敗と言わざるを得ないだろう。一方、リレーはウム回避、男子はブービー脱出。こちらは目標ほぼ達成。

また、ロング、スプリントにしても、日本人上位選手は下位にしろ、ほかの中堅国の選手と順位争いをしている。100%とは言えないが、舞台に端っこにはたっているといえるんじゃないかな。2chでぼろくそに言っているが、実は目標をまあ、100%でないにしろ、ある程度達成しているではないか。

そういった意味では、今回の日本代表は結果に対して自信を持っていい。ただ重要なのは、今回の目標はあくまでも、現実的な第一段階の目標であったということ。ここまでは、他の代表チームでもそれなりに来ている。次の大会で掲げられる、次の段階の目標。これに対する必要な取り組みをちゃんとこなし、そして結果を実際出せるかどうか。そこで、今回の評価が改めて行われる−今回が偶然なのか、それとも、しっかりと取り組んだ結果の成長過程の結果であったのかどうか。

若い選手の今後に期待したい。