Navigation to the Extreme

月曜日, 7月 28, 2008

昔のエントリーでは、走力は足りる。。。

Navigation to the Extreme:
うーむ、一年半前のエントリーを見ると、日本のトップオリエンティアは脚が遅すぎるというわけではないとなっている。もちろん、コメントであるとおり、3000のタイムのほうが的確かもしれないし、カツカツのトラックのタイムか、そうでないかの違いはある。

とはいえ、今回のスプリントで確か二位のDaniel Hubmanは15分を切る程度。一方、優勝のアンドレイは14分ちょい。トラックの世界でいったら別世界の二人が、オリエンテーリングの街中のスプリントでほぼ同タイムになる、とういのはなかなか面白い。

まあ、日本の選手の現状分析もそう、このときのエントリーとは変わらないかもしれない。加藤のブログでのコメントは、16分予選最低限通過、15分30分で予選通過に充分。

http://app.blog.livedoor.jp/end23/tb.cgi/51072476

推測で言えば、15分前後なら世界である程度戦えるということの結論なのだろう。

自分の以前のエントリーは15分半の走力のあるオリエンティアは実はそれなりにいるよ、またはいたよ、という話だ。

つまり、走力の面で言えば、世界と戦える最低限の走力(予選通過充分の15分30を最低限としたら)はいるし、また過去にいたし、また将来もちょこちょこ現れるであろう。出来ていないのは、そういった選手に充分コミットさせることか、もしくは、そういった選手に充分世界で戦えるナビゲーション能力をつけること、なのかもしれない。

そういえば、今年の日本代表は、学生時代に「足が速い」と評価された選手ではないかもしれない。少なくとも、学生時代に走力で#1ではなかった。鹿島田、高橋、加藤、小泉、いずれも、同世代により足の速い選手がいて、特段足の速さが目立つ選手ではなかったと思う。山口、松澤も足が速いといわれていたが、同世代で匹敵もしくは上回る速さの選手もいた。