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月曜日, 8月 02, 2010

安楽椅子のオリエンティア

深田久弥によると、『armchair mountaineer』という言葉があるらしい。もはや足腰のきかなくなった老登山家。山に行けない鬱憤を地図、紀行を安楽椅子で読みながらはらしているという。オリエンテーリングに行かず、ブログでオリエンテーリング批評をしている自分はさしずめ安楽椅子のオリエンティアだろうか。

オリエンテーリングは案外安楽椅子で楽しむのに適しているのかもしれない。地図を広げるだけで、様々な風景が浮かびあがってくる。幸いそういうトレーニングは十分してきている。このレッグの最適な走り方、プランの仕方、そういうことを考えているだけでも面白い。オリエンテーリングが知的なスポーツと言われるのと無縁ではない。

一方、安楽椅子での知的な遊びに走り、トレーニング不十分で、大会復帰からどんどん遠のくのが悲しくもある。