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木曜日, 8月 25, 2011

今度はMTB-O...

多田がMTB-O世界選手権のロングで日本人過去最高の順位を大幅に更新したそうだ。素晴らしい快挙だ。以前の最高が46位で22位というから、かなりの躍進。個人の成績としても素晴らしい結果だし、日本のMTB-Oという観点で見ても大きく前進したと言える結果ではなかろうか。

それとは別に、MTB-O世界選手権の22位という順位そのものが、すごいのかどうかという見方がある。それは、人それぞれの価値観によって違うのではなかろうか。MTB-Oの結果とフットOの結果を単純比較できるか。世界の競技人口(MTB-Oがどれくらいか知らないが)の中で22位がすごいのかどうか。過去最高の大幅な更新が価値あることなのかどうか。

個人的には、山道を地図を読みながら猛スピードで上り下りできること自体すごいと思えるし(とても自分はできない)、そんな競技で世界で22番目の選手は尊敬に値する。そしてそのスポーツを管轄する協会としては、過去から大きく躍進し競技レベルが明らかに上げているということは、素直に喜んで良いものかと思う。

まだ、競技は残っているが、多田、そして同じく自己最高を更新した宮内におめでとうと言いたい。

月曜日, 8月 22, 2011

日本選手失格

今年の世界選手権もなかなか残念な結果に終わってしまった。

ただし、リレーでは小泉の前半の走りがうれしかった。公式ウェブ動画に14位で通過したときは、こういう感じで走ってくれれば応援しがいがあるよなーと改めて思った。後半落ちたことは落ちたが、会場に戻ってくるまでなんとか頑張ってくれていたおかげで、コーチングゾーンで給水とる姿がかなり長く映っていた。かなり疲れが目立ち、後半の崩れを暗示していたが。。。とにかく映像で映してもらえる可能性がある範囲で走ってくれれば、応援ができる。

オリエンティアメーリングリストでは、スプリントでの失格が盛り上がっている。謝罪する立場のない人が勝手に謝罪しているのは、どうかと思うが。選手のモラルが取り上げられているが、意図的に、見つからないだろうと失格行為をする日本代表選手はいないだろう。むしろ、問題は吉田コーチ(だと思うが)の指摘する、上位選手では、失格はなかったということだ。おそらく、地図読みないし現地の状況の把握の余裕が違うのだと想像する。

しかし、今回の世界選手権で最も期待できると思ったのは、吉田コーチの決意だ。これは応援し協力しなくてはいけないという気持ちにさせる。日本のオリエンテーリングがもう一歩進めるきっかけになると期待させる。