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土曜日, 9月 30, 2006

日本公園緑地協会

今日たまたま読んでいた雑誌で見たのだが、日本公園緑地協会という社団法人があるらしい。オリエンテーリング−特にパークO−で協力をお願いできることがあるのではないだろうか?その雑誌で見た記事は、協会そのものよりも、「キャッチボールのできる公園づくり事業」についての話なのだが。プロ野球の選手協会が、子供達が自由にキャッチボールのできる場が少なくなったことを憂いて、進めているプロジェクトらしい。
それこそ、オリエンテーリングでも似たようなことはできそうである。

金曜日, 9月 29, 2006

オリエンティアメール

オリエンティアメールで普及についてだいぶ意見が公に交換されたが、どうやら落ち着いたらしい。
落ち着いたらしいが、結局結論はなんだったのだろうか?メールをやりとりしたことで、何か意味があったのだろうか。結論はなんだったのだろうか。

井戸端会議にで終わらないか心配ではある。

そしたら、じゃあ、こうしよう、という行動に移れるか。今まででもオリエンティアメーリングリストで様々な議論がかわされ、痛烈な批判や、参考となるすばらしいアイディアなどが出されているが、たいていは実行せずに終わっているような気がする。

今回の意見の交換は何かしらの形になることを期待している。その一方で、どういう形になるのか、疑問も残る。結局は何が議論だったのだろうか?勧誘に有効なのは積極的にオリエンテーリング(競技として)を訴える、それを良い仲間/クラブという単位で行うというようなことのような気がするが。それで?

木曜日, 9月 28, 2006

オリエンテーリング普及実体験

オリエンティアメールで普及について盛り上がっている?が、トリさんの指摘でもあるように希望的観測、妄想が多分にあるように思う。もう少し実例などを検証して、議論を進めた方がより意味があるのではないかな?というわけで、自分の体験を簡単に振り返ると:

1)僕の妻
当然オリエンテーリングはしたことなかった。もともと山をやっていたということもあるが、僕の執拗な営業活動がなければ始めなかっただろうし、僕が一緒になんども一緒にやって教えてあげなかったら、続けなかった。今は渋谷で走る会に僕と入り(結婚する前からも入っていた)、オリエンテーリングを続けている。でも多分僕や友達なしに一人で大会にはいかないでしょう。ここでのポイントは:
・ターゲティング:もともと山をやっており野山に対する抵抗感がない
・営業活動:何度も誘った
・継続的、且つ手厚いアフターフォロー:何度も二回目以降を誘い続けた。さらにそのたびに一緒に回って指導した。
・横のつながり:クラブの他のメンバーと仲良くするようにした。

2)妻の山友達
妻の山友達をオリエンテーリングに誘い、結果僕たちが誘えば喜んで大会に(遠い大会でも)参加するようにった。ちゃんと一人で回ってきます。でも、一人では絶対出ないだろうし、一人で大会を探すこともしない。
・ターゲティング:山をやっていて野山に対する抵抗感がない
・営業活動:友人(僕の妻)からの何度もお誘い
・継続的アフターフォロー:機会あれば誘うようにし、そのたび一緒に回った
・横のつながり:クラブには入っていない(渋谷からはるかに遠い)。
結局彼女がオリエンテーリングを自発的にはやっていないのは、僕ら以外に他に誘いの声をかける人がいないから。手頃のクラブがあれば入ってもらうのが良いのだろうが。。。

3)妻の学生友達
妻の学生の頃の友達にも何度かオリエンテーリングをやっている。パークのようなところでは一人で回るが、一人では出ないだろうし、一般大会で個人クラスは無理か。大会が遠い、近いは関係ない様子。
・ターゲティング:もともとスポーツは好き
・営業活動:友人からの何度も誘い
・継続的アフターフォロー:機会あれば誘う
・横のつながり:オリエンティア友達はうちらを通じてもいない
こちらも2同様、僕ら以外誘う人がいないという点がネックですね。どちらもオリエンテーリングは面白いと思っているのですが。

4)僕の会社先輩
会社で親しくなったランナーをオリエンテーリングに誘う。一度一緒に出て説明し、その後orienteering.comを紹介するなど。横浜だったので、横浜OLCのような地域で頻繁に行われるミニ大会を紹介したかも。何度は自分で出たような気がするけど、結局続かず。僕が転勤してコンタクト取らなくなったのも大きい。
  ・ターゲティング:ランナー
  ・営業活動:会社で何度か誘う
  ・アフターフォロー:できなくなった。情報入手の方法は案内。ミニ大会も近くにいっぱいあったが...
  ・横のつながり:なし

5)取引先
取引先からオリエンテーリングやってみたいとの話。機会を設定するが都合合わず。orienteering.comを紹介。だが結局やっていない。
  ・営業活動:相手からの問い合わせ
  ・アフターフォロー:案内だけ(関東近辺で良く行われているミニ大会/練習会紹介も)
結局関心があっても、情報提供だけでは駄目。

こう自分の体験を列挙していくと、オリエンテーリングに関心があるだけ、経験して面白いと思っただけでは、定着する可能性は低いという事で、明らか。それは、今までの一般普及大会、グループクラス、市民クラス、なんかが全く効果なく、これらの経験者が定着している率の低さも裏付ける。そういえば、東京都協会がメトロの社員向けに毎年やっている大会は、毎年千人近く参加し、とても楽しいと評判がある(義務でなく任意なのに毎年参加している人多数)にも関わらず、それらの人がそれ以外のオリエンテーリングの大会に参加したとは聞かない。

火曜日, 9月 26, 2006

ださいオリエンティア:おたく&エセアウトドア

オリエンティアメールの投稿にもあるのだが、オリエンティアのウェアのだささは、確実にオリエンテーリングを新しくはじめようと思っている人たちを遠ざけている。

そんな彼女はOLを愛しつつも客観的な視点を持っているので、いろいろ意見を聞いてみると面白いのですが、オリエンティアのウエアセンスについては、(やはりという感じですが)、未だに厳しい見方を持っていました。


うちの奥さんも、学生時代はオリエンテーリングをやっておらず、やはり、かなり酷評してる。

ウェアのかっこよさがその競技をはじめるかどうかを左右するわけない、とはおそらく一般のオリエンティアの発想だろうが、他のスポーツに目を向けると納得できるんじゃないかな。

人前で着るのに抵抗がありそうな競技用ユニフォーム:
相撲のふんどし
エアロビックスのタイツ
レスリング/重量挙げのタイツ
水泳の水着 (水着を着るのが嫌いな人っていますよね)
陸上競技のランパン、ランシャツ

それが左右するまでもいかなくとも「あれだけは着たくない」という気持ちにはさせる。

逆に人前で着たくなる競技用ユニフォーム/ファッション:
バスケットボール
スケートボード
サーフィング
サッカー
フリークライミング

あれを着たいからやるに直結するかは分からないけど、親近感は沸くでしょう。

わざわざウェアを変更した例:
欧州での相撲(はだかにふんどしじゃなくても良くした)
柔道の柔道着の色(これはいろいろ理由があったらしいが)


ちなみにうちの奥さんいわく、ださいのは競技におけるかっこだけではないらしい。普段のかっこからしてださださということだ。
確かに、良く「オリエンティアってすぐ分かるよね」とお互い言い合っているが、それって「おかしなかっこしているから」が前に着くのではなかろうか?

ポイントは:
・おたくっぽい服がベース
・着ている服はよれよれ
・靴は汚れたスニーカーなど、着ている服とミスマッチ
・コンビにでの買い物をしたちりちり袋を手にしている
・以上のように街中にいるようなかっこなのにザックをしょっている

テーマはおたく&エセアウトドアのようだ。

自分がファッションに気にかけないので恐縮だが、確かにオリエンティアは普段からださいかっこかもしれない。

たちが悪いのは、こういったファッションの問題もオリエンティアも概ね自覚しているところである。学生の新勧で「新勧時期はトリムは厳禁」、なんて言っていることでも分かる。

こういった問題を解決するために、まず、各クラブはトリムを見直し、今はやりのノーネームのOスーツにするのはどうだろうか?新人の勧誘に高い効果を発揮すること間違いなし...

月曜日, 9月 25, 2006

ドーピングとスポーツ

高橋選手のブログで取り上げているが、東日本オリエンテーリング大会では国内大会初のドーピング検査が行われるらしい。

話は変わって、東日本オリエンテーリング大会では、日本で始めて国内の大会でのドーピング検査が行われる。オリエンテーリングの選手でドーピングなんてしているひとがいるのだろうか?と思う人が多数だと思う。自分もそう思う。オリンピックでメダルを取ったり、世界的な大会で優勝を争うような選手とは無縁な世界にいる自分達が、日々の鍛錬以上に薬の力を必要とすることはありえないと思う。

しかし、世界的な流れでは、白(陰性)意外は黒もしくはグレーというのが標準的な見方となる。やっていないということをアピールするには検査を受け、身の潔白を証明しなければならない。これもレクリエーションスポーツの延長と考えられがちなオリエンテーリングをスポーツとして認知させるうえで避けては通れない部分なのだ。


良い結果を出すことでほとんど経済的メリットがないオリエンテーリングでドーピングする人なんかいないだろうというのが一般的な意見だろう。それでいて、なぜわざわざそんな面倒なことをしないといけないのだろうか。

実はドーピングに限らず、類似のことは多数あると思われる。内輪の論理が外部に通じるのか?オリエンテーリングを初めての人に説明する場合、その競技性についてはレスポンスは「誰も見ていないのならずるができるんじゃない」とか「人についていけば良いじゃない」とか「事前に下見すればよいじゃないか」という見方がある。競技性を維持するためのオリエンテーリングの仕組みやルールは全く理解されない。
それは、偽名についても同じである。「偽名が使えるのなら、ずるができるじゃないか」。またオープンの自己申告についても同様である。

もちろん、オリエンティア同士なら、「そんなことをする人はいない」ですむのだろう。しかし、全くオリエンテーリングを知らない人たちに、レクリエーションでなく、真剣勝負のスポーツだと理解されるためには、ドーピングなり、申し込みのチェックなりは必要コストなのである。

クラブカップ優勝とオリエンテーリングニュース

オリエンテーリングニュースはオリエンテーリング界の数少ないメディアである。更新頻度は週一回程度だが、だいたい大会開催の一日、二日後。大会についても単なる記録ではなく、なるべく読み物として編集されている。オリエンテーリングニュースで取り上げられるのを楽しみにする選手も結構いるのではないか。そういった面からして、今回のクラブカップの取り上げ方はややいただけないと思う。
もしかしたら、M氏はオリエンテーリング界の中立な(もちろんメディアが完全に中立であることはあり得ないが)報道者であることを特段目指している訳ではないのかもしれない。単に個人の意見を発する場としてオリエンテーリングニュースを運営しているのなら、僕の意見は余計なお世話なのだろう。ただ、自分の活躍を記事などで掲載されることを楽しみにしていた者としては、あのように自分のペナの可能性と言うネガティブな面でしか取り上げられたことは非常にがっかりする。もちろん、表彰台でペナることを期待していたと、言われるのも気分を害することである。
何かしらの分析がなされ、それが渋谷で走る会の勝因だという見方があるのならまた意味もあるのだろうが、現状の書き方では中傷にしか過ぎないのでは?当たり前だが、ペナらないのは大前提であって、いくら僕と坂本がクラブカップで過去ペナっていようが、実際の可能性としてはかなり低い。渋谷で走る会が勝ったのは他の理由があると見るべきなのではなかろうか?そして、それは別に強いメンバーが揃った(これまたこういう見方をしているが)訳ではないのもの明らかだ。区間賞を取ったのが一人だけで圧倒的な強さとは言えない。最も大きく差が出ると考えられる6走、7走区間ではそれぞれ4分と2分半ほど区間トップより遅いのである。
今後のオリエンテーリングニュースにも期待しているが、もう少し渋谷で走る会、およびそのメンバーに寛容であって欲しいものである。

日曜日, 9月 24, 2006

クラブカップでの偽名

オリエンティアメーリングリストにTAKUさんが投稿しているが、今回のクラブカップでは偽名で走ったチームがTAKUさんのカウントでは5チーム−早大OCが2チーム、KOLCが3チームある。

TAKUさんは「高い規範」を求め、こういう行為が世間一般に対して「オリエンテーリングの立場を弱いものにしていく」と訴えている。それはそうなのだが、おそらく、こういうおふざけをしている輩に「高い規範」を求めるのも無理だと思う。おそらく、彼等からは「知ったことないよ」、「金払って楽しむためにやっている」、「うるさい」と言われるだけではなかろうか。

僕自身はこういった偽名や、おふざけクラブ名などを見て、馬鹿にされている気にもなるので、TAKUさんの怒りは分かる。その一方で思うのは、皮肉にも、TAKUさんの指摘のとおりだから、こういう偽名やおふざけクラブ名、はたまた、いい加減なオープン出走基準になっていることだ。ようするに、クラブカップはお遊びで、新聞のスポーツ面で取り上げるに足らない大会なのだ。

お遊びでない大会だったらそもそもこんな問題はおきない。事前にチェックを行い不適切な申し込みははじく仕組みは可能であるし、普通だろう。ジェネシスの運営として優先順位がとても低いだけなのだ。こういった出走を許し、クラブナン

金曜日, 9月 22, 2006

ブログ始めました

ブログ始めることにしました。やはりオリエンテーリング界に意見を言うのにはこれが最も効率的のような気がする。メーリングリストに流したのでは、大半の人は読み流すだろうし、あまり刺激的なことを書くと、不要な争いをメーリングリスト上で展開することになる。直接リアルでの人とのやりとりも重要だけど、リーチが限られてしまう。
また、このブログは自分が代理店をやっているノーネームの宣伝にも使いたいと思う。ノーネームの日本語ホームページを作らないと本来はいけないのだが、まあ、その代わりのブログである。お手軽だし。
問題はこのブログを定期的に読んでくれるような内容にできるか?選手の個人的なブログは多いが、オリエンテーリング界全体を話題としたブログはさほどないのでは。特に内輪でのもりあがりが多いオリエンテーリング界において、厳しい意見を述べることは少ないように見える。そんなことから、このブログではオリエンテーリング界を刺激できるような意見を述べていきたい。オリエンテーリングに広く浅く?付き合っているからできることかもしれないし。