Navigation to the Extreme

月曜日, 7月 30, 2007

とりあえず円高に。。。

Navigation to the Extreme: ユーロ高...ヨーロッパでのオリエンテーリングどうなる?

とりあえず、円高にゆり戻している...一応、161円台に。長期的には円安、ユーロ高なんで、今後ヨーロッパ行く人は早めにユーロにしておいたほうが良いでしょう。

月曜日, 7月 23, 2007

競技者登録と公認大会参加

競技者登録と公認大会の参加については、年齢別のデータを細かく見ていくと、現状が良く分かる。

やはり学生(19-24)の割合が非常に高い(登録者の37%)。この学生の層は一方である意味強制的な登録なのが、参加率から見受けられる。たとえば、19・20の0回は割合にして46%と半分近く。21-24でも35%。したがって、コア(4回以上参加)の層での割合では20%にしか過ぎない。つまり、公認大会に多く参加する見通しがなくとも、競技者登録している人が多いと思われる。

コア層で多いのは40代で全体の23%。40台のコア率(4回以上)は実に35%にまでのぼる。この40台は興味深く、0回の人も多い。コアとほぼ同じ36%である。つまり、マニアックな人たちと、昔は頻繁にやっていたけど、今は出来ない(家族、仕事などで)人たちに分かれているのだろう。40-44歳だともっと顕著で、0回は41%、4回以上が36%である。

一方、30~34の参加も特徴的で、0が61%もいる。おそらく、今まで積極的にオリエンテーリングをしていた人たちが仕事、家族などで参加できなくなる状況なのだろうか。

これらのデータからいえるのは、現在の競技者登録者の大半は公認大会参加によりもとを取ろうと思っている人たちは非常に少ないということだ。

競技者登録者数

競技者登録者数。。。先日のエントリーでは1000人の登録を希望的と書いたが、実は1395人もいるらしい。
一方公認大会参加者(平成18年度)は東日本大会の823名が最高。次いで東大大会は786名だが、3番目の筑波は471名まで落ちている。300人台はいなく、300弱の公認大会が多くある。
感覚的にいうと、数年前は公認大会というと、少なくとも500名は参加者がいて、多い場合は1000前後まではいたような気がする。小規模の公認大会が増えているのは事実だが、参加者数が激減しているのは明らかである。ところが競技者登録数はここ数年あまり変わっていない。平成12年度に1514人それが、1366人、1480人、そして平成15年度で1544人まで戻している。これが300円の登録費であった時代である。それが16年に2000円になった直後は1152人に落ちているが。しかし、その後も1363、1395と回復している。大会の割引制度も確か2000円増加で同時に導入したような気がするので、単純比較はできないが、この人数の推移を見ると、少なくとも中長期的に登録は価格にはあまり左右されないように見える。しかも実感的には大会参加者数が減りつつある中でのこの実績である。
おそらく、この1395人の大半はコアなオリエンティアであることが容易に想像つく。よっぽどのことががない限り、登録を続けるだろう。一方で、このコアな人たちは、実はそれほどオリエンテーリングをしていない。公認大会の参加者数は競技者登録数を遥かに下回る。
都協会で議題に上った際、2000円から3000円の値上げした場合、公認大会に6回出ないともとが取れないという意見があった。これら競技者登録者の推移、今年に限ってだが公認大会の参加者数を見ると、4回の参加をして、もとを取っている人も僅か。大半の競技者登録者は、特段「もとを取る」という発想がない(あったとしても活用せず、損していても解約しない)。

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金曜日, 7月 20, 2007

2000円の価値か、3000円の価値か

JOAが競技者登録の値段を現在の2000円から3000円に上げるらしい。昨日東京都の理事会に行ってきたが、やはり、この値上げに反対する声があり、東京都としても反対意見を表明するか、が議題として登っていた。

もともと競技者登録費は300円。これが2000円となり、今度3000円となる。昔から比べると10倍にもなり、現時点と比べても1.5倍である。一方で、JOAからのサービスが1.5倍になったかというと、そういうわけではない。反対する気持ちも分からなくはない。そもそも、現在の2000円からしても、JOAからそれに値するサービスを受けているのか?と考えたとき、2000円ものサービスを受けた覚えなどない、という人は多いのでは。それが大きな不満につながっていると思われる。

そのような話になったときにちょっと思うのは、オリエンティアは一体、どのようなサービスがJOAからあったら2000円(もしくは3000円)が妥当と考えるのだろうかということだ。

ちなみに、競技者をざっくり、1000と考えた場合でも、2000円は200万円である。つまりオリエンティア全体からしてみたら、JOAに200万円/年を支払って競技的なサービスを期待しているわけである(もちろん、これはかなり楽観的なシナリオで実際は遥かに少ないが)。人に換算すると、一般事務を行うというレベルの人を一人雇うこともできないようなレベルである。3000円に上げて、且つ1000人に払ってもらってようやく300万円、まあ、人一人をなんとかまかなえるかなという額である。

一般のオリエンティアはJOAに対して、たかだが、人一人も専任で雇えない年間200万円のサービスしか期待していないのだろうか?まあ、オリエンテーリング界にはボランティアが基本という考え方が強いので、JOAにはボランティアでまかなえる範囲のサービスしかそもそも期待していないのかもしれない。

それにしても、呑み会一回分(公認大会が割引になる点を考えるともっと少ない?)のサービスも提供していないと思われているJOAは、辛い。

木曜日, 7月 19, 2007

お休み

ヨーロッパの会社だからか、ノーネームのデザイナーが7月をまるまる休んでしまった。おかげで、全くデザイン関係が進まず、お客様に迷惑をかける次第になってしまった。どうもあちらでは休むのは当然という雰囲気があって、まったくこちらの連絡がなかった。本当に困ったもんだ。

火曜日, 7月 17, 2007

オリエンテーリングを続けること

いつの間にか7月になってしまった。最後の更新は4月ということなので、丸3ヶ月ほど更新していなかったわけだ。株主総会に向けて非常に忙しくなる仕事が、ブログこの間停止していた理由の一つだ。とはいえ、オリエンテーリング関係活動が全く停止していたわけではない。むしろ、忙しかった。といっても、オリエンテーリング大会に出るわけではない。ノーネームの注文が集中した。おそらく、時期的に、クラブカップに間に合わせたい、新年度なんで新たな気分で、部員が増えたなど理由があったのだろう。また、それ以外でも都協会(理事をしている)やMNOP(監事をしている)関係も忙しかった。つまり、オリエンテーリングのお仕事が非常に忙しかったということだ。

一般的に、30代からいろいろな面で忙しくなり自由がきかなくなってくる。仕事では責任が重くなり部下を持つようになる。結婚して子供もできる。そして、オリエンテーリングの組織においても役員、理事といった仕事を期待される。特にオリエンテーリングの競技を活発に行っている・行っていた人への期待が高い。そのような期待を応えずに、オリエンテーリングを楽しむだけというのは、非常にプレッシャーがある。忙しい仕事の合間を縫って大会に行くと、オリエンテーリングの仕事の依頼を受けるようになる、ということでは、足も遠のくようになる。

オリエンテーリングにおいては、競技者は運営もしないといけない、という風潮があるが、運営の負担が嫌で競技から離れる人が多ければ悲しいことだ。もっと気軽にオリエンテーリングはできないものなのか?オリエンテーリングを続ける人が少なくなる大きな要因になっているような気がしてしょうがない。